入所者への暴行容疑で職員が相次いで逮捕された岐阜県羽島市のグループホームについて、市は27日、近く立ち入り調査を行う方針を示しました。
羽島市の「グループホーム幸の里」の施設長・大塚律代容疑者(72)と介護士の女(57)は、それぞれ入所者を殴るなどした暴行の疑いで逮捕されています。
事件を受けて、羽島市は近く介護保険法に基づく立ち入り調査を行い、職員からの聞き取りなどを踏まえて今後の処分について検討する方針を示しました。
入所者から「別の施設に移りたい」といった相談があった場合は、移転先の情報を提供するとしています。
松井聡羽島市長:
「しっかりとした調査をしていくための手順を踏んでいる段階。その他の入所者の方の相談事についても、市として行うべきことの準備を整えている」
警察は、2人が日常的に虐待をしていた可能性もあるとみて捜査を進めています。