特殊詐欺の被害を防ごうと、三重県松阪市はすべての世代を対象に、通話しながらATMを捜査することを禁止する、新たな条例の制定を目指します。
条例の主な内容は、松阪市内で正当な理由なく、携帯電話などで通話しながらATMを操作することを禁止するもので、罰則はありませんがすべての年代の人が対象となります。
松阪警察署の管内は、2025年10月までに発生した特殊詐欺などの被害件数が県内で最も多く、被害防止への意識を徹底することが狙いで、2026年1月1日の施行を目指しています。
高齢者だけでなく、すべての年代を対象とする条例は全国で松阪市が初めてとみられ、同じ松阪署管内の明和町と多気町も同様の条例施行を進めています。