プレスリリース配信元:ニフティ株式会社
~「ニフティキッズ」にて「ネッ友」についての調査を実施~

ニフティ株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:前島 一就、以下、当社)は、当社が運営する子ども向けサイト「ニフティキッズ」にて、「ネッ友」に関するアンケート調査を実施し、本日11月27日(木)にその結果をまとめたレポートを公開しました。
本調査では小中学生を中心とした子どもたちを対象に、「ネッ友の年齢」や「ネッ友と実際に会ったことがあるか」などについてアンケートを実施し、1,664人から回答を得ました。
調査の結果、小中学生の7割以上にネッ友がいることがわかりました。またネッ友がいる人のうち4割以上は、自分より年上のネッ友と関わる機会があるようです。もっとも多い年齢差は「1~3歳年上」で、割合は63.1%でした。
さらに「ネッ友に自分の情報を教えたことがあるか」という質問に対しては、ネッ友がいる小中学生の7~8割以上が「ある」と回答しました。なかでも「年齢」「性別」「誕生日」は、ネッ友に教える情報として上位を占めています。
なお、ネッ友がいる小中学生の89%は、実際にネッ友と会ったことはないようです。「会いたいと思うか」という質問では、「会いたくない」「会いたいけど怖い」といった選択肢が多く選ばれました。
■「ネッ友」に関する調査レポート
https://kids.nifty.com/parent/research/nettomo_20251102/
■調査概要
○アンケート実施期間
2025年9月23日(火)~10月27日(月)
○調査機関
自社調査
○調査対象
小中学生を中心とする「ニフティキッズ」訪問者
○有効回答数
1,664件
○調査方法
インターネット調査
○調査項目
1.今、ネッ友はいる?
2.【ネッ友がいる人へ】みんなのネッ友は、どんな年齢の人が多い?
3.【年上の人が多いと回答した人へ】どのくらい年上なのか教えて!
4.【ネッ友がいる人へ】初めてのネッ友はいつごろできた?
5.【ネッ友がいる人へ】ネッ友に自分の情報を教えたことはある?
6.【ネッ友に自分の情報を教えたことがある人へ】どんな情報を教えた?(複数選択)
7.【ネッ友がいる人へ】実際にネッ友に会ったことがある?
8.【ネッ友に会ったことがない人へ】会いたいと思う?
9.「一生の友だち」になれるのは、どちらだと思う?
10.【ネッ友がいる人へ】みんなにとって、ネッ友とはどんな存在?
■調査結果
1.今、ネッ友はいる?

小学生・中学生ともに、それぞれ7割以上が「いる」と回答しました。過去の調査では、2023年は小学生55%・中学生66%、2024年は小学生64.1%・中学生74.6%がネッ友がいると回答(注1)しており、年々ネッ友がいる割合は増えているといえます。世代によらず、多くの子どもたちにネット上での友だちがいることがわかります。
2.【ネッ友がいる人へ】みんなのネッ友は、どんな年齢の人が多い?

「年上の人が多い」という選択肢がもっとも多く、割合は43.7%でした。次いで「同い年の人が多い」が選ばれ、現代の小中学生はネットを通じて同年代以外の人と関わる機会が多いことがうかがえます。
3.【年上の人が多いと回答した人へ】どのくらい年上なのか教えて!

6割以上が「1~3歳年上」のネッ友が多いと回答しました。中には、7歳以上年齢が離れたネッ友と関わっている人もいるようです。
4.【ネッ友がいる人へ】初めてのネッ友はいつごろできた?

もっとも票を集めた選択肢は「小学校5年生」で、次いで「小学校4年生」と「小学校6年生」が続きました。
5.【ネッ友がいる人へ】ネッ友に自分の情報を教えたことはある?

「教えたことがある」と回答した人の割合は、小中学生ともに大多数を占めました。特に中学生では87.5%の人が自分の情報を教えたことがあるようです。
6.【ネッ友に自分の情報を教えたことがある人へ】どんな情報を教えた?(複数選択)

「性別」「年齢」「誕生日」という項目が上位を占めました。また、30%ほどの差はあるものの、「住んでいる地域」や「下の名前」などを教えたことがある人もいます。
その他の回答には、「趣味や推し」「部活動」といった情報もありました。
7.【ネッ友がいる人へ】実際にネッ友に会ったことがある?

ネッ友がいる小中学生のうち、およそ9割が「ない」と回答しました。
8.【ネッ友に会ったことがない人へ】会いたいと思う?

小学生・中学生のどちらも、「会いたくない」と「会いたいけど怖い」という選択肢が多く選ばれました。
また「会いたいけどおうちの人に禁止されている」という選択肢も、小中学生ともに3番目に多く選ばれました。
その他には、「ネッ友が住んでる地域が遠いから難しい」や、「大人になったらいつか『会いたい』って誘いたい」「声や顔を知ってからなら会ってみたい」などの意見もありました。
9.「一生の友だち」になれるのは、どちらだと思う?

小学生の回答では「リアルで会ったことがある友達」が最多で、「どちらもなり得る」を上回りました。
一方、中学生の回答では「どちらもなり得る」を選んだ人がもっとも多く、小学生とは対照的な結果となりました。世代によってネッ友との関係性の捉え方が異なる可能性が考えられます。
10.【ネッ友がいる人へ】みんなにとって、ネッ友とはどんな存在?
○「好き」を語っても引かれない貴重な存在。
○いい意味で距離感があって安心して相談したりできる存在!
○ゲームをする仲であって、実際には会わない方がいい存在の人
○リアルな友達とあまり変わらない
○完璧に信じてはいけない存在
「お互いの素性を詳しく知らない相手だからこそ、自分の悩みを気軽に打ち明けやすい」「リアルな友達と同じように仲良くできる」といった意見が寄せられました。身近な家族や友だちには言いづらいことを相談する相手として安心感を持つ人もいるようです。
一方で、「信用しきれない」「あくまでゲーム友達として付き合うのがベストで、実際には会わないほうがいい」と考える人もいました。
注1)過去の「ネッ友」についての調査レポート
2023年:https://kids.nifty.com/parent/research/nettomo_20230801/
2024年:https://kids.nifty.com/parent/research/nettomo_20240801/
■「ニフティキッズ」について

2002年に開始した、主に小・中学生を対象とする子どものためのサービス。子どもの相談に子どもが答える『キッズなんでも相談』や、インターネットを楽しく安全に使うための『わが家のインターネットルール』を作成できるコーナー、保護者や先生に向けた情報提供も行っています。
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