プレスリリース配信元:シルバーエッグ・テクノロジー株式会社
~AIデータ分析が解き明かす、成長の鍵「個別最適化」と「ブランド体験」~
AI技術を活用したパーソナライゼーションサービスを提供するシルバーエッグ・テクノロジー株式会社(本社:大阪府吹田市、代表取締役社長&CEO:トーマス・フォーリー、証券コード3961、以下 シルバーエッグ)は、「日本のアパレル・ファッション市場とグローバル市場の相互関係性分析レポート」を発表したことをお知らせします。
本調査では、シルバーエッグの主要顧客である日本のアパレル・ファッション業界とグローバル市場の相互関係性を調査・分析し、日本のファッションECが持つ高い潜在力と、アパレル市場全体が直面する構造的な課題(二極化、低価格志向など)について解説します。

レポート:日本のアパレル・ファッション市場とグローバル市場の相互関係性分析
■ 調査実施の背景と目的
シルバーエッグは、約200社に及ぶアパレル・ファッション業界の顧客企業に採用されており、その知見に基づき、EC市場の成長期においてパーソナライゼーション、レコメンド機能により収益向上に貢献してきました。当社のサービスは、個別最適化された商品レコメンドを通じて、実店舗の店員が行うような「パーソナルな接客」をオンライン上で再現することを可能にしています。
グローバルアパレル市場が緩やかな成長を続ける一方、日本国内は、市場の競争激化と「二極化」が進んでいます。本レポートでは、この業界特有の課題と潜在的な成長機会について言及し、このような環境下で企業が成長を加速するためのポイントについて、データと共に解説します。
■ (参考)シルバーエッグ顧客データに見るアパレルEC市場の動向
シルバーエッグのアパレル・ファッション約200社の売上推移を見ると、コロナ禍の「巣ごもり需要」により2021年にかけて大きく伸長しました。2022年以降は実店舗回帰の影響で一時的に落ち着いたものの、2024年にかけて再び持ち直しています。
一方で、売上に対するレコメンド経由の売上寄与率は、2020年をピークに微減傾向にあります。この背景には、実店舗回帰や競争激化に加え、OMOを軸に個別最適な購買体験を提供できている企業とそうでない企業の「二極化」が進んでいることが考えられます。

参照:シルバーエッグ アパレル・ファッション顧客200社年度毎_レコメンド利用の売上合計(2015年1月~2024年12月)
■ 本調査の主なトピック(ハイライト)
日本のアパレル・ファッション市場は諸外国と比較し、EC化率が依然として低いのが現状です。また、日本人特有の細やかな接客を重視する傾向などを掘り下げ、そうした背景を踏まえた上で今後の「成長を加速させるためのポイント」となる要素を明らかにしました。
- アパレル市場の「二極化」:OMO(店舗×EC)成功企業と、集客・広告費高騰に苦戦する企業
国内アパレル市場全体が縮小傾向にある中、店舗とECの在庫・顧客データを統合する「OMO戦略」で成功する企業と、広告費高騰や集客効率の低下に苦戦する企業との「二極化」が進んでいます。成功企業は、レコメンドを含む「個別最適な購買体験」を提供できています。
- 「発見の場」のソーシャル移行と、それに直結するEC売上の増減
EC売上の8割がモバイル経由の現在、商品の「発見の場」が一般的なウェブサイトなどからソーシャルなどへ移行しています。この変化は売上増減に直結し、ソーシャル対応できるブランドが売上を伸ばす一方、従来のウェブサイト中心の集客戦略に留まるブランドは売上が伸び悩むという二極化が鮮明になっています。
- 「低価格・節約志向」の消費者に対抗する戦略:価格以外の価値(ブランド体験・パーソナライズ)の創出
消費者の低価格志向は一時的なものではなく、ファッションの「コモディティ化」により、商品自体の差別化が難しくなり、価格競争が激化しています。
この価格競争から脱却するためのポイントは「ブランド体験」です。「このブランドだから買いたい」という特別な愛着を育むため、AIによるパーソナライズされた提案や、ライブコマースなどでの共感が顧客との関係性を深める有効な手段となり、LTVの最大化やブランドロイヤリティ向上に寄与します。
■ レポート概要
レポート名: 日本のアパレル・ファッション市場とグローバル市場の相互関係性分析レポート
執筆・編集: シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 データアナリストチーム
調査レポートの詳細版はこちら:
https://go.silveregg.co.jp/WP-39-2025-fashion-research_01-LP-application.html
シルバーエッグ・テクノロジー株式会社 について
https://www.silveregg.co.jp/
シルバーエッグ・テクノロジーは、AI(人工知能)技術で高度なパーソナライゼーションを実現するデジタルマーケティング・ソリューションを開発、提供しています。業界最高レベルのレコメンドエンジンであるアイジェントXをはじめ、高性能な製品群とお客様のビジネス結果を出し続けるコンサルティングノウハウでパーソナライゼーションの未来を実現してまいります。
【Facebook】https://www.facebook.com/silveregg
【X】https://x.com/silvereggtech
【LinkedIn】https://jp.linkedin.com/company/silver-egg-technology
会社概要
社名 : シルバーエッグ・テクノロジー株式会社
所在地 : <大阪本社>
大阪府吹田市江坂町1-23-43 ファサード江坂ビル10F
<東京オフィス>
東京都港区西新橋1-7-2 虎の門高木ビル 2F
代表者 : 代表取締役社長&CEO トーマス・フォーリー
設立 : 1998年8月26日
資本金 : 287百万円(2025年9月末時点)
事業内容: AI(人工知能)技術をベースにしたデジタルマーケティングサービスの開発・提供
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データ提供 PR TIMES
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