大麻の成分を含む液体を吸引したなどとして航空自衛隊那覇基地は25日、所属する20代の隊員を懲戒免職処分としました。
懲戒免職となったのは航空自衛隊那覇基地整備補給群・装備隊の20代隊員です。
那覇基地によりますと、この隊員は2024年8月、那覇市松山のクラブで知人から勧められ加熱式の大麻リキッドを吸引したほか、大麻成分を含んだグミも服用したということです。
その3日後、基地内で行われた薬物検査でこの隊員の尿から大麻成分の陽性反応が出たため、那覇基地が事情を聴いたところ薬物の使用を認め、25日に懲戒免職処分としました。
隊員は大麻とは別の危険ドラッグを使用したこともあると話しているということです。
那覇基地の霜田豊英空将補は「適切な隊員指導を行い再発防止に努める」とコメントしています。