松江市交通局は11月20日、乗務前にアルコール検査をした市営バスの運転士から内規で定めた基準を超えるアルコールが検出されたとして、この運転士を減給10分の1、3か月の懲戒処分としました。

処分を受けたのは松江市交通局の40代の男性運転士です。
この運転士は、11月13日午後1時50分ごろ、市営バスの乗務前にアルコール検査を行ったところ、呼気から市交通局が内規で定める基準を超えるアルコールが検出されたということです。

検出されたアルコール量は、呼気1リットル中0.15ミリグラム未満で、道路交通法の酒気帯び運転にはあたりませんでしたが、市交通局が内規で定めた基準を超えていたことから、この運転士を当日の乗務から外し、別の運転士を代わりに乗務させました。
路線バスのダイヤに影響はなかったとしています。

男性運転士は市交通局の聞き取りに対して、休みだった前日の午後6時から午後11時まで自宅でビール700ミリリットルとハイボール850ミリリットルを飲んだと答えたということです。

この運転士は、3年前にも内規の基準値を超えるアルコールが検出され、厳重注意を受けていて、市交通局は今回2回目ということで懲戒処分にしたとしています。

この運転士は「市民に対して迷惑をかけた。二度と同じことを起こさないよう自己管理を徹底する」と話しているということです。

TSKさんいん中央テレビ
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