東京で開催されている聴覚障害者のオリンピック「デフリンピック」。
卓球競技では、島根県益田市の明誠高校2年生・山田萌心選手が、女子ダブルスで今大会、卓球で日本勢初となる銅メダルに輝きました。

18日に開幕したデフ卓球で、明誠高校2年の山田萌心選手は日本のエースとして、シングルス、女子と混合のダブルス、団体戦に出場します。

このうち、川口功人選手とのペアで臨んだ混合ダブルスではベスト8に進出。
準々決勝では中国ペアと接戦を演じましたが、セットカウント2-4で敗れ、メダルを逃しました。

一方、山田瑞恵選手と組んだ女子ダブルスでは、準々決勝で韓国ペアを4-2で下し準決勝に進出。
その準決勝では、優勝した中国ペアに敗れましたが銅メダルに輝き、今大会、卓球で日本勢初となるメダルを獲得しました。
山田選手は2大会連続のメダル獲得です。

元日本代表コーチで、明誠高校卓球部の岸卓臣監督によると、試合後に山田選手は「まだまだ力不足だと感じた一方で、中国勢と互角に戦えると実感できた」と話したということです。

山田選手は、20日から始まるシングルス、そして23日から始まる団体戦でもメダルを狙います。

TSKさんいん中央テレビ
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