山陰両県のレギュラーガソリンの価格は、前の週と比べ4円以上値下がりしました。
暫定税率廃止に向けた補助金の段階的な引き上げの効果が山陰でも現れています。
国からの委託で調査を行っている石油情報センターによりますと、山陰両県の11月17日時点のレギュラーガソリンの価格は、島根県が平均171.6円、鳥取県は175.9円となっています。
これは前の週と比べ、島根県で4.1円、鳥取で5.2円の値下がりです。
山陰両県でも国が年内で暫定税率を廃止することを受け、石油元売り会社への補助金を13日から15円と、さらに5円拡充したことから、この措置が値下がりの要因となっています。
ただ、レギュラーガソリンの全国平均は169.8円まで下がっていて、山陰両県ともに依然として全国との差が目立っています。