アメリカのトランプ大統領は14日、コーヒー豆や牛肉など一部の農産物を相互関税の対象から外す大統領令に署名しました。

トランプ氏は、2025年4月に発表した相互関税の範囲を見直す大統領令に署名し、アメリカで十分な量の生産や栽培が行われていない農産物を中心に、関税の対象から除外しました。

今回除外が決まったのは、コーヒー豆や紅茶、フルーツジュースのほか、ココア、スパイス、バナナ、オレンジ、さらにトマトや牛肉など多岐にわたり、日本時間の13日午後2時過ぎにさかのぼって適用されます。

トランプ大統領:
私はいくつかの食品の価格を下げたいだけ。ほとんどの食品は、関税を少し引き下げれば、価格が下がる。

アメリカでは物価上昇に対する国民の不満が強まっていて、関税政策の軌道修正を迫られたとの見方も出ています。

フジテレビ
フジテレビ

フジテレビ報道局が全国、世界の重要ニュースから身近な話題まで様々な情報を速報・詳報含めて発信します。

国際取材部
国際取材部



世界では今何が起きているのか――ワシントン、ニューヨーク、ロサンゼルス、ロンドン、パリ、モスクワ、イスタンブール、北京、上海、ソウル、バンコクのFNN11支局を拠点に、国際情勢や各国の事件・事故、政治、経済、社会問題から文化・エンタメまで海外の最新ニュースをお届けします。