日本共産党は14日、党機関紙「しんぶん赤旗」の記者がX(旧ツイッター)で脅迫に該当する行為を受けたとして、赤旗が警視庁原宿署に告発状を提出したと発表した。
告発されたのは、氏名不詳のXへの投稿者。
この赤旗記者は、日本維新の会の藤田文武共同代表によって名刺画像をインターネット上に投稿されていた。
告発状によると、11月5日、Xに記者の名前を出して「顔もあちこち出ているから、調子に乗って刺されないように前後左右気をつけていないといけない」との投稿があり、「被害者に対して生命・体に対する危害が及ぶとの重大な不安を与えるもので、脅迫に明白に該当する」としている。
告発状は、「藤田共同代表の税金還流疑惑の報道に対して、藤田氏がインターネットのX上に取材を担当した被害者の名刺画像を公表したことから悪意ある脅迫行為につながった」としている。