11月11日朝、宮城県名取市の仙台高等専門学校の敷地内でクマが目撃され、学校は11日を臨時休校としました。
記者リポート
「クマはこちらの崖を勢いよく降りてきて、体育館のそばを駆け抜けていきました」
仙台高等専門学校によりますと、11日午前6時半ごろ、名取キャンパスの体育館の近くで斜面を降りてくるクマを巡回中の警務員が目撃しました。
クマは体長70センチメートルほどの子グマと見られ、北側に走り去っていったということです。
敷地内でのクマの目撃を受け、学校は11日を臨時休校とし、11月12日から14日までも生徒の登校を禁止してオンライン授業などを実施するということです。
仙台高等専門学校 伊藤昌彦副校長
「いつまで終わりになるかが、なかなかクマの場合には分からないが、状況を見ながら遠隔授業で学びの機会をなくさないようにできればと考えている」
学校はキャンパス内にある寮で生活を送る学生にも不要不急の外出を控えるよう呼びかけていて、保護者の付き添いがあれば自宅に戻ることもできるということです。