11月11日未明、宮城県大崎市でタンクローリーと乗用車が衝突する事故があり、この事故で男女5人が病院に運ばれ、このうち2人が意識不明の重体となっています。
警察によりますと、11日午前4時40分ごろ、大崎市田尻八幡の県道と農道が交わる交差点でタンクローリーと乗用車が出合い頭に衝突しました。
警察と消防によりますと、この事故で、乗用車に乗っていた10代の男女5人が病院に運ばれ、このうち16歳の女性と19歳の男性が意識不明の重体に、18歳の男性2人が気胸などと左足の骨を折るなどの重傷を負いました。
15歳の女性は頭に打撲を負うなどの軽いけが、タンクローリーを運転していた49歳の女性は膝に打撲を負うなどの軽いけがをしました。
付近の住民
「最初3人いたので、全員外に出ているのかなと思ったんですけど、車中に2人取り残されているというのを、消防の方と救急の方がしゃべっているのは聞こえて」
現場は信号機のある十字路交差点で、警察によりますと事故当時は点滅信号で、乗用車側が赤色の点滅、タンクローリー側が黄色の点滅だったということです。
また、11日午前9時半ごろ、若林区荒浜の県道では、大型トラック同士が正面衝突する事故がありました。
この事故で、大型トラックを運転していた40代の男性と70代の男性がけがをしましたが、命に別条はないということです。
現場は見通しの良い直線道路で、警察が当時の状況を調べています。
一方、10日午後6時すぎ、仙台市若林区荒井の市道では、ゆるやかな左カーブを走行していた乗用車が道路脇の街路樹に衝突しました。
消防によりますと、車に乗っていた8歳の男の子が軽いけがをしたということです。
また、衝突後、乗用車のボンネットから炎が上がり、消防がポンプ車など4台を出して消火にあたり火はおよそ1時後に消し止められましたが、車1台が全焼しました。
現場は仙台東インターチェンジ近くの片側一車線の道路で、警察が事故の原因を調べています。