東京・西新井署で目撃されたのは、カメラのフラッシュをまぶしそうにする男。
暴力団住吉会系組員の鈴木直樹容疑者です。

鈴木容疑者は他の3人とともに、900万円相当の盗難車が車検に通ったように偽造したなどの疑いで逮捕されました。

その手口は、どういったものだったのでしょうか。

鈴木容疑者ら4人はネットオークションで、同じ車種で型落ちの中古車を30万円ほどで落札。
これを車検に通すと、入手した車検証とナンバープレートを、盗難車であることを隠すため付け替えていたということです。

この盗難車を使って暴力団幹部の送迎を行っていたとみられます。

2024年5月に交通トラブルで捜査していたところ、違法車両だということが判明。

調べに対し、鈴木容疑者は「否認します。知りません。加担した覚えはありません」と話しています。

盗まれた車は鈴木容疑者が何らかの方法で手に入れたもので、警視庁は、背後に車両窃盗グループがいるとみて捜査を進めています。