11日の朝は冷え込みが強まりました。

大分県由布市湯布院町では今シーズン初めて最低気温が氷点下を観測し「冬日」となりました。

2024年より13日早くなっています。

11日7時ごろの由布市湯布院町です。田んぼには霜が下り冬の景色が広がっていました。

大分地方気象台によりますと県内は放射冷却が強まったことでけさは、ほぼ全ての地点で今シーズン一番の冷え込みとなりました。

湯布院の最低気温は氷点下0.4度を観測。

県内で今シーズン初の「冬日」で2024年より13日早くなっています。

その他の地域も玖珠で0.7度宇佐市院内で1.9度を観測するなど4つの地点で12月上旬並みの寒さとなりました。

金鱗湖では、もやが立ち込める幻想的な雰囲気の中観光客が紅葉を楽しんでいました。

◆長崎から
「紅葉もいい具合、空気も澄んでいて爽やかで気持ちの良い朝だなと思う」

この寒さで遅れが心配されたことしの紅葉も色づきが進みそうです。

そんな紅葉の県内の名所の1つ九重町の九酔渓です。

こちらの紅葉はすでに見ごろを迎えています。

赤や黄色に色づいた絶景を楽しもうと多くの人が訪れていて、駐車場も車でいっぱいに。

◆訪れた人は
「やはり、この辺まで来ると色がきれい」

「ちょうどいい時に来たのかな」

「きれいですね。やはりいい」

一方、こちらは同じ九重町にあるあまがたに渓谷です。

木々の葉が真っ赤に色づいた様子は圧巻で手が届くほどのすぐそばで見られるのが最大の魅力です。

11日は、その美しい紅葉を写真に収める人の姿が見られました。

◆訪れた人は
「すごい。思ったよりちょうどいい時季だったかな」

九重町によりますと九酔渓、あまがたに渓谷ともに今週末まではきれいな紅葉を楽しむことができそうだということです。

各地の見ごろの時期をお届けします。

用作公園は2025年、色付きはまだ3割程ですが、もうすぐ見ごろを迎えそうだということです。

別府市の別府ロープウェイは既に見ごろを迎えています。

国東市の両子寺は11月20日前後と見られています。


中津市の深耶馬溪は現在6割ほど色付いていますがピークは11月20日以降になりそうだということです。

豊後高田市の富貴寺は、まだ色づきが進んでおらず12月1日頃に見ごろとなりそうだということです。

テレビ大分
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