増加傾向にある少年の非行を防ごうと少年補導員などに向けた研修会が大分県大分市で開かれました。
この研修会は、県警と県少年警察ボランティア協会が少年の非行を防ぐ活動をしているボランティアに向けて毎年開催しているものです。
11日は、県内の少年補導員やサポーターなどおよそ80人が参加しました。参加者は、少年が関係する非行事件の発生状況の説明を受けた後、サイバーセキュリティの専門家から子どもたちをインターネット上のトラブルから防ぐ方法などについて学んでいました。
◆参加者
「定期的にこういう研修会をすることで興味がなかった人もいろいろな犯罪の手口を知れていいきっかけになる」
「参加した人たちとも話ができるのでいろんな意見や情報が入ってくるのはいいこと」
県警によりますと、県内で1月から10月末までに刑法に抵触したとして検挙や補導された少年は167人で2024年の同じ時期と比べ46人増加。
すでに令和になってから過去最多の人数になっているということです。