大麻をタイから広島に密輸しようと、いわゆる「闇バイト」で共犯者を集め指示をしていたとして、中国四国厚生局麻薬取締部は40歳の無職の男を再逮捕しました。

麻薬特例法違反の疑いで再逮捕されたのは、宮崎県の無職・井上堅士郎容疑者(40)です。

中国四国厚生局麻薬取締部などによりますと、去年8月、井上容疑者は大麻の密輸を計画していた首謀者に協力し、国際郵便で液状大麻をタイから広島市内へ密輸入するため、闇バイトで集めた受け取り役などの共犯者に指示をした疑いがもたれています。

密輸の際、乾麺の袋に仕込まれていた液状大麻は64.28グラムで、末端価格にするとおよそ76万8千円相当だということです。

大阪税関の職員がX線検査で感知し事件が発覚。
井上容疑者は大麻を密輸したとして今年5月にすでに逮捕されていて、密輸の指示役の疑いで11日再逮捕されました。

事件には井上容疑者のほか「闇バイト」を含む20代から30代の7人が関与していましたが、麻薬取締部は11日までに全員を送検しています。

テレビ新広島
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