戦後の日本映画を象徴する数々の作品で主演を務めた俳優の仲代達矢さんが、肺炎のため11月8日亡くなっていたことが分かりました。
92歳でした。
仲代さんは東京生まれで、俳優座に入団後、多数の舞台に出演。
その後、映画「人間の條件(じょうけん)」や黒澤明監督の「影武者」で主演を務めるなど、日本を代表する数々の作品に出演しました。
出演作品は世界三大映画祭など名だたる映画祭で受賞していて、戦後の日本映画を象徴する名俳優として活躍しました。
また、俳優を養成する「無名塾」を主宰し、多くの若手俳優を育てたことでも知られています。
関係者によりますと、仲代さんは11月8日、肺炎のため亡くなりました。
今後、近親者のみで通夜と告別式が予定されているということです。