鳥取県南部町の養豚場で起きた大規模火災では2人の遺体が見つかり、飼育していた豚約4000頭も焼け死んだとみられます。
警察は、高圧洗浄機から出火した可能性もあるとみて、詳しい原因を調べています。
11月7日の夕方に起きた南部町の養豚場「ファロスファーム西伯農場」での火事では、豚の飼育施設6棟など約1万2000平方メートルが全焼しました。
当時、養豚場にいた11人のうち59歳と53歳の男性2人の行方が分からなくなっています。
これまでに焼け跡から2人の遺体が見つかっていて、警察が身元の確認を進めています。
また、農場を運営するファロスファーム大阪本社によると西伯農場では約4000頭の豚を飼育していたということですが、ほぼすべて焼け死んだとみられるということです。
警察によると、農場内の清掃中に業務用の高圧洗浄機の近くから出火したのを従業員が目撃したということで、警察はこの高圧洗浄機から出火した可能性も含め火事の原因を調べています。