今大会はそんな話題の2人も出場することもあり多くの観客がつめかけた。
リズムダンスでは、経験値を感じさせない堂々としたパフォーマンスを見せた。
シングル時代から陸上でのダンスレッスンも積極に行っていたという紀平。その実力をいかんなく発揮し、観客を巻き込む明るい演技で魅了した。
翌日のフリーダンスで披露したのは、西山がかつて滑っていたという『もののけ姫』。かねてから接点のあったという2人らしく息の合った滑りを見せた。
初めての試合なだけにミスもあったものの、“りかしん”実戦デビューを笑顔で終えた。
紀平は「3年ぶりの試合に緊張感もあったが、楽しめた」と大会を振り返る。西山は「ここまで来られて本当に良かった。(紀平に)本当に感謝している」と話した。
演技を終えたキスクラでは、早速反省会を行う姿も。さらなるパワーアップを誓い、12月の大舞台に挑む。
カナダを拠点とする新結成“ちいあつ”が4位
4位は、浦松千聖・田村篤彦組。
数々のトップスケーターを輩出してきた中京大学で腕を磨き、シングルとして3度全日本出場を果たした浦松千聖が、昨季までジュニアカテゴリーで世界ジュニア出場など活躍していたアイスダンサーの田村篤彦と今年ペアを新結成。
