盛岡地方気象台は10月21日、岩手山の初冠雪を観測したと発表しました。
21日朝の岩手県内は、2025シーズン一番の寒さとなったところが多く、宮古市区界では最低気温が0℃を下回る冬日となりました。
21日朝の岩手山、山頂付近の山肌が白くなっています。
盛岡地方気象台は21日、岩手山の初冠雪を観測したと発表しました。
平年より8日遅く2024年より1日遅い観測です。
県内は寒気の影響で冷え込みが強まり、最低気温は34ある観測地点のうち19地点で、2025シーズン最も低くなりました。
このうち宮古市区界では、20日夜遅くから21日未明にかけて最低気温が0℃を下回り、2025シーズン県内で初めて冬日となりました。
中條奈菜花アナウンサー
「午前8時半の盛岡市内です。空気がひんやりとしていてマフラーと厚い上着でちょうどいいくらいです」
21日朝の最低気温が5.3℃と2025シーズン最も低くなった盛岡市内では、防寒対策をして通勤や通学をする人の姿が多く見られました。
盛岡市民からは「寒くて目が覚めちゃった。ストーブたき始めて寒いと言っている」「突然冬という感じがする。秋を通り越したと実感」などの声が聞かれました。
寒気の流れ込みやすい状況は25日ごろまで続き、22日朝も冷え込みが強まる見込みです。