特殊詐欺被害の防止や高齢者の見守りのための取り組みです。
12月から岩手県盛岡市内で移動販売事業を始めるスーパーマーケットの「ベルジョイス」と県警などが10月20日、地域安全に関する協定を結びました。
締結式では、盛岡西警察署の永澤幸雄署長やベルジョイスの小苅米秀樹会長などが出席し、協定書にサインしました。
協定には、ベルジョイスが運営する移動スーパー「とくし丸」を活用し、商品の販売とともに特殊詐欺被害防止の呼びかけや、高齢者の見守りを実施することが盛り込まれています。
ベルジョイスが運営する「とくし丸」は、盛岡市内の青山地区などを中心に巡回する予定で、交通手段がなく買い物に困っている高齢者の支援につながることが期待されています。
ベルジョイス 小苅米秀樹会長
「顔を知っているお客さまの所に行きますから、見守り隊みたいなことも同時にやる。『それ良いよね、地域社会の安定に役に立てるよね』という思い」
ベルジョイスが運営する移動スーパー「とくし丸」は、アークス青山店を拠点に12月から運用される予定です。