若手ピアニストの登竜門「ショパン国際ピアノ・コンクール」の最終審査結果が21日、発表され、東京都出身の桑原志織さん(30)が4位に入賞しました。
ポーランドの首都ワルシャワで開かれた「第19回ショパン国際ピアノ・コンクール」の本選には日本から桑原志織さんと進藤実優さん(23)が進み、中国やポーランドなどの合わせて11人のピアニストが競いました。
21日未明に発表された審査結果で、桑原さんが4位に入賞、進藤さんは入賞の6位までに入りませんでした。
優勝はアメリカのエリック・ルーさん(27)でした。
東京都出身の桑原さんは30歳、2025年5月にショパンコンクールと並ぶエリザベート王妃国際音楽コンクールで最終選考に残りました。
クラシック音楽の世界3大コンクールの一つとされるショパン・コンクールでのこれまでの日本勢の最高位は、1970年の内田光子さんと2021年の反田恭平さんの2位です。