広島県では、県外に人が流出するいわゆる、転出超過が、４年連続で全国最多となっています。
そんな地域の課題に向き合い、町の魅力を発信するイベントが、広島市の牧場で行われました。
広島市佐伯区にある湯来町の人口はおよそ５２００人。
人口減少や少子高齢化が急激に進む地域の１つです。
こうした中、湯来町の牧場で行われたイベントでは町の魅力を発信しようと、地元の中学生が制作した映像が披露されました。
【砂谷中学校３年生 女子生徒】
「若い人を中心に湯来町に少しでも活気が溢れるといい」
【砂谷中学校３年生 女子生徒】
「湯来町に興味を持って来てみたいと思ってもらえたらいい」
このイベントを主催した牧場の副社長、久保宏輔さん。
久保さんはこれまでも地元を盛り上げる活動、「グッドエールジャパン」という企業の取り組みに協力し、広島出身の女優、綾瀬はるかさんとともに映画祭を行いました。
【サゴタニ牧場 久保 宏輔 副社長】
「この地域に住むかどうかは本人の選択なので、どうしても残ってほしいことではなく、生まれてよかったと皆が思えるような故郷を作っていきたい」
