献血への協力者は、島根県内では10年前に比べ約1割減少しています。
こうした中、県内で初めて献血800回を達成した男性に丸山知事から感謝状が贈られました。
島根県献血推進協議会功労者表彰式表彰を受けたのは、出雲市の会社員・有田茂雄さん70歳。
県内で初めて800回を達成。
県庁で開かれた表彰式で丸山知事から感謝状などが手渡されました。
有田さんが25歳のときに職場の近くに来た献血カーで初めて献血して以来、45年間、毎年20回前後、協力してきました。
有田茂雄さん:
ライフワークというか生活の中の一部に取り込んでまして、特に改めて意識してというのはまったくなくて、回数を重ねるともう日常の一コマにすぎないようなそういう感じだったと思います。
今年満70歳になった有田さんは、年齢制限のため8月の誕生日を前に最後の協力。
献血回数は県内最多の810回に達しました。
有田茂雄さん:
献血は70歳で卒業しましたが、今後は島根県の血液事業の啓発推進に少しでも力になり、1人でも多くの方に参画していただくように活動してまいりたいと思います。
島根県初の「快挙」を達成した有田さん。
今後は、献血推進サークルの大学生などと協力して「献血」事業に関わっていきたいということです。