アメリカ・テキサス州で12日、小型機が駐車場のトレーラーに墜落し、激しい炎と黒煙が上がった。小型機に乗っていた2人の死亡が確認されている。
また、カリフォルニア州で11日にヘリコプター墜落、13日にはマサチューセッツ州で小型機が高速道路に墜落するなど、航空事故が相次いでいる。
黒煙上がる墜落の瞬間をカメラが捉える
黒煙と共に激しく上がる炎。アメリカ南部・テキサス州で12日、小型機の墜落事故の瞬間を防犯カメラが捉えていた。

正午頃に空港から離陸した小型機が、約90分後に駐車場に墜落したのだ。

防犯カメラには、両翼が垂直になった状態の機体が駐車場に止まっていたトレーラーに突っ込んだ瞬間が映っていた。
現場近くにいた女性:
爆発。大きな爆発でした。ドーンという音がしました。

消火活動にあたった消防隊員が撮影した画像には、小型機が突っ込み大破したトレーラーの荷台部分が、ほぼ焼け落ちているのが確認できる。
現地の消防によると、この事故により少なくとも10台のトレーラーが炎上したものの、発生から35分以内に鎮圧したという。

地上にいた人の中に負傷者はいなかったが、小型機に乗っていた2人の死亡が確認された。
相次ぐ墜落…政府機関の閉鎖で調査難航か
一方、カリフォルニア州で11日、ビーチでヘリコプターが墜落する事故が発生した。さらに13日にマサチューセッツ州でも、小型機が高速道路に墜落する事故が起きている。

いずれの事故も、連邦航空局と国家運輸安全委員会が調査にあたっているが、現地メディアは「政府機関の閉鎖により予算が制限されていて、明らかになっている情報はほとんどない」と報じている。
(「イット!」10月14日放送より)
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