能登半島地震による液状化被害が出た富山県高岡市は、地下水位を下げて再発を防ぐ対策の実証実験に向け、候補地として伏木地区の4カ所を挙げました。

17日夜、高岡市伏木で住民を対象とした液状化対策試験施工の説明会が開かれ、試験の候補地として4カ所を挙げ、このうち自治会の合意が最初に得られた1カ所で実施することを説明しました。

市は地域の代表的な地層でスペースが確保できることなどを条件に選んだとしていて、11月7日までの連絡を求めました。

その後の質疑応答は非公開となりましたが、参加した住民からは地盤沈下の影響を心配する声などがあったということです。

富山テレビ
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