愛知・名古屋市で71歳の男が運転する軽自動車が暴走し、3人が死傷した事故で、男は車の制御が困難なほどの速度で3人をはねたとみられることが分かった。

職業不詳の鳴海洋容疑者(71)は15日、名古屋駅近くの横断歩道に軽自動車で突っ込み、男女3人をはねた過失運転致傷の現行犯で逮捕された。

3人のうち、女性1人が死亡、男女2人が重傷。

現場は下り坂を降りたカーブの先で、鳴海容疑者はカーブを曲がることができる“限界速度”を超えた時速60kmほどで突っ込んでいたことが、捜査関係者への取材で分かった。

鳴海容疑者は「人にぶつかっていない」と容疑を否認しているが、警察は、車の制御が困難な速度で事故を起こしたとして、容疑を危険運転致死傷に切り替えて送検している。
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