被告人質問でも改めて殺意を否認しました。

静岡県静岡市駿河区の無職の男(28)は2023年、葵区七間町で行われていた夏祭りの歩行者天国に殺意を持って車で突っ込み、4人にケガをさせたとされています。

男は初公判で殺意を否認し、10月14日の被告人質問でも「事件前は頭が真っ白だったのでわからなかった」と改めて殺意がなかったことを強調しました。

また、動機については借金や交際相手との関係に悩みを抱えていて、「楽しそうにしている姿が目に入ったから雰囲気を壊したかった」などと証言しています。

一方で、取り調べの記録に「人が死亡する可能性を認識していた」という趣旨の供述があることについては「事件後は危険性を十分認識できており混同していた」と説明しました。

裁判は16日に結審する予定です。

テレビ静岡
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