このところの金(きん)価格の高騰を受け、福岡県議会は14日の議会運営委員会で、議員に交付される「議員バッジ」の材質を見直すことを決めました。
議会事務局によりますと議員バッジは4年ごとに購入して議員に交付していて、18金製の「本章」の購入費用は金価格の高騰の影響で、2018年度は1個3万2400円だったのが2022年度は6万6000円と2倍以上になっています。
さらに2026年度の購入では数倍の価格となることが見込まれることから、経費節減のため金メッキに改めることになりました。
金メッキだと費用は1個1万5000円~1万6000円程度になるということです。
また、20金製の「略章」と「元議員き章」は廃止します。
2026年度の購入に向けた参考見積では総額3000万円超の金額が想定されていましたが、この見直しにより総額で200万円程度に抑えられる見込みだということです。