福岡県須恵町で偽造した教員免許状の写しを提出した疑いで逮捕された男が、11年前にも同様の事件で逮捕されていたことが分かりました。
◆記者リポート
「近藤容疑者が出てきました。これから身柄が検察庁に送られます」
須恵町の会計年度任用職員、近藤正仁容疑者(66)は今年1月、偽造した教員免許状の写しを役場で提出した疑いで13日、逮捕されました。
その後の警察などへの取材で、近藤容疑者が2014年にも偽造した免許状を飯塚市の教育事務所に提出した疑いで逮捕され、有罪判決を受けていたことが分かりました。
近藤容疑者は当時「岐阜県教育委員会印」と記された印鑑を使って偽造免許状を作成していて、今回提出された免許状にも同じく「岐阜県教委」と記載されていたということです。
警察は過去に作成した偽造免許状を使い回していた疑いもあるとみて、詳しく調べています。