関東などで人気のベーカリーショップが15日に福岡市の天神地下街にオープンします。

14日は一足早く、報道関係者向けのお披露目会が行われました。

フランスパンにゴボウサラダを包んだユニークな惣菜パンに、濃厚なカスタードクリームが食欲をそそるクリームパン。

たくさんの具材を挟んだボリュームたっぷりのサンドイッチも並びます。

15日に福岡市の天神地下街にオープンするベーカリー「レーヴドパリ」。

「ヴィ・ド・フランス」の最上級ブランドとして関東や関西を中心に展開し、全国では6店舗目、九州初出店となります。

◆記者リポート
「気になるメニューですが店内には150種類が並ぶということで、こちらは華やかなデニッシュに隣にはアレンジしたフランスパンと、どれもおいしそうです」

生地からすべて店内で手作りしていて、より本格的で柔らかな食感を楽しめるといいます。

その魅力を存分に味わえるのが、特別な酵母を使い低温でじっくり焼き上げた「生食パン」です。

◆記者リポート
「生食パンいただきます。食感が全然違います。しっとりしていてでも少し口の中で跳ね返るような感じもあって弾力を感じる食パンです」

そして生地よりもクリームの量が多いという「120%クリームパン」は…。

◆記者リポート
「クリームがすごく柔らかいです。濃厚で卵の香りがしっかりします。おいしい」

店内はすべてカウンター席で各席にコンセントを完備し、再開発が進む天神でビジネス利用など幅広い客層の来店を見込んでいます。

◆レーヴドパリ 高原聡三郎 店長
「いままで取り扱っていない商品を各種取りそろえているのでぜひご利用いただきたい」

レーヴドパリは15日午前7時にオープンし、16日までの2日間それぞれ100袋限定でお得な「お楽しみ袋」も販売されます。

天神地下街ではここ数年こうしたベーカリーショップが増えています。

それを裏付けるように、パンの市場規模はこのところ急激に拡大していて、2021年度の1兆5000億円あまりから今年度には1兆7700億円と、この5年間で2000億円以上大きくなる見込みです。

その背景の1つがコメの価格高騰で、おにぎりの値上げが相次いでいることなどから、パンの需要が高まっているようです。

テレビ西日本
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