大規模な再開発が進む福岡市東区の九州大学箱崎キャンパス跡地をめぐり、福岡市議による協議会が開かれました。
14日に開かれた「九州大学移転跡地対策協議会」では、箱崎キャンパス跡地のまちづくりの進捗状況などについて質疑が交わされました。
箱崎キャンパス跡地は優先交渉権を持つ住友商事と地権者の九州大学が計画を検討していて、早ければ2028年に第1期のまちびらきが行なわれる見通しです。
協議会の委員からは民間事業者がまちの中に設置する「AIカメラ」の個人情報の管理体制に対する懸念のほか、新設されるJR九州の駅と既存の貝塚駅を結ぶ通路の整備を求める声などがあがりました。
協議会では今後も九州大学移転に伴う課題への対応を進めていくとしています。