イスラエルは10日、パレスチナ自治区ガザの停戦が発効したと発表しました。
ガザでは多くの避難民が帰還するため北部へ戻っています。
イスラエル軍は10日、イスラム組織ハマスと合意した第1段階の停戦が、日本時間午後6時に発効したと発表しました。
ガザ南部などに避難していた多くの市民が帰還するため北部に向かっていますが、地上侵攻が行われていた北部ガザ市はほとんどの建物が破壊され、生活の再建は難しい状況です。
ガザ市の住民:
家は壊されたが、どこにあるかも分からない。どうやって生活すればいいのか。
和平計画では、停戦から72時間以内にハマスによる人質の解放が始まるとしていて、恒久的な停戦につながるのかが焦点です。
一方、イスラエルのネタニヤフ首相は、次の段階でハマスの武装解除を実現するとして「容易にできなければ困難な方法で達成する」とけん制しました。