歓喜のシャンパンファイトに大谷翔平選手(31)も喜び爆発、ロサンゼルス・ドジャースが地区シリーズ突破を決めました。
勝てば突破の決まる第4戦に1番・指名打者で先発した大谷選手は第1打席。
初球から積極的に振っていきますがここはサードへのファウルフライに倒れました。
さらに6回の第3打席も空振り三振と、先発のサンチェス投手を打ち崩せず試合は6回を終え0対0と息詰まる投手戦となりました。
しかし7回でした、ドジャース2番手のシーハン投手がまさかのミス。
一塁ベースカバーの際にボールを後ろにそらしてしまい、バッターランナーは二塁へ。
嫌な流れの中、8番カステラノス選手に痛恨のタイムリーヒットを許しフィラデルフィア・フィリーズが先制。
ついに試合が動きました。
その裏、ランナー2塁3塁で大谷選手の第4打席。
申告敬遠の選択に大ブーイングがおこりますがこれで満塁。
続く打席にはベッツ選手。
フルカウントからフォアボールを選び、押し出しで同点に追いつきました。
そして8回、佐々木朗希投手(23)がマウンドへ。
いきなり、ホームラン王のシュワーバー選手との対戦となりましたが、ここは佐々木投手の球威が勝りました。
ライトフライに打ち取り、この回、三者凡退で切り抜けます。
さらに9回、メジャーで初めてイニングをまたいでのリリーフとなりましたが161kmのストレートで三振を奪うなど、この回も三者凡退。
続く10回もマウンドにあがった佐々木投手は、3イニング連続して三者凡退と打者9人を完璧に抑えました。
その裏、大谷選手の第5打席、一発出ればサヨナラでしたが見逃し三振に倒れました。
壮絶な試合は以外な形で決着しました。
11回裏、ドジャースは満塁とし打席にはパヘス選手。
ピッチャーがゴロをファンブル、さらにホームへ悪送球。
ドジャースが劇的なサヨナラ勝ちを納め、2年連続17回目となるリーグ優勝決定シリーズ進出を決めました。
佐々木朗希投手:
シーズンできなかった分、残された期間で仕事はできていると思うのでそこは良かったと思います。しっかり真っすぐで押せましたし、フォークも前回より良かったので(ストライク)ゾーンでどんどん攻めてって感じでした。
大谷翔平選手:
何回やってもいいですし、次のラウンドでもできるように集中したい。