10月10日の静岡県内は秋らしい過ごしやすい1日となりました。ただ、11日からの3連休、台風23号の影響が心配されています。
鈴木衣緒里 記者:
午前9時過ぎの静岡市葵区です。きょうは雲が多いんですが、時折晴れ間も見えます。また、涼しい風が吹いていてとても過ごしやすい気候となっています。
10日の県内は、気圧の谷や湿った空気の影響でおおむねくもりとなりました。
最低気温は9日を下回ったものの平年より高く、各地で9月中旬~10月上旬並みとなり、静岡で20.2℃、浜松で20.6℃となっています。
静岡市葵区の市街地では10日朝、長袖を着て出勤・通学する人が多く、温かい飲み物を持ちながら歩く人の姿もありました。
男性:
ちょっと寒いですね、涼しいっていうか。(Q.きょうは長袖ですが?)ここ何日か前から長袖着ています
女性:
ちょっと寒いです。でも歩いていると暑くなるのでいつも半袖なんですけど、まだ。1枚羽織るものを持っていればいいかなと
男性:
(Q.衣替えは済んだ?)まだ夏のままなので、そろそろやらなきゃいけないなと
11日からの3連休、県内にも影響を及ぼす可能性があるのが台風23号です。
沖縄の東にある台風23号は今後、進路を東方向へと変えながら勢力を強めていくとみられます。
気象台によりますと、県内には12日の夕方から夜遅くにかけて最も接近し、11日昼からは断続的に雨となる見込みです。
JR浜松駅近くでは11日から2日間開催される音楽イベントにむけ、テントやステージの設営など準備が進められていました。
駅周辺に12のステージを設け、市民を中心にプロ・アマ問わず1000人を超えるアーティストが集まるこのイベント。
機材の故障がないようテントの数を増やすなど、雨対策もしていくということです。
やらまいかミュージックフェスティバル実行委員会
清水和宏 代表役員:
やっぱり天気がちょっと心配。実行委員が1年かけて準備しているので、雨が降ると非常につらいですが、やっとこの日がきたと、実行委員一丸となって雨でも負けずに頑張りたい
台風の予報はまだ幅が大きく、気象台は今後の進路によって県内が暴風域に入るおそれもあり、最新の情報を確認するよう呼びかけています。