国内のトップリーグ・SVリーグが開幕を迎える。アランマーレ山形は11日に開幕戦。県内を本拠地とする最後のシーズンに一体どんなバレーを見せてくれるのだろうか。

SVリーグ初参戦となった昨シーズン、14チーム中13位に終わったアランマーレ。
アタック決定率も同じく13位と、課題だった攻撃力を強化するため、今シーズン新たに2人のタイ人選手が加わった。

アチャラポーン・コンヨット選手は昨シーズンまで、リーグ上位のNECレッドロケッツでプレー。
2シーズン前は当時のV1リーグでの優勝にも貢献している。

(北原勉監督)
「タイ代表でキャプテンをしていて、まさに名実ともに持ち合わせている選手です。一番決定率もあるし、その中でキャプテンシーというかまわりを鼓舞する力もすごく期待している」

そしてもう1人、ウィモンラット・タナパン選手も同じくタイの代表で、素早い攻撃での得点力に期待がかかる。

(キャプテン・木村友里選手)
「タナパン選手はとにかくスピードがあるし、アチャラポーン選手は高さがすごくあってパワーもある選手なのでかなり攻撃力がアップしていると思う」

来シーズンは秋田に本拠地を移すことが決まっているアランマーレ。
山形のクラブとして戦う最後のシーズンの開幕戦は11日。生誕の地・酒田市でアステモリヴァーレ茨城と対戦する。

(北原勉監督)
「私たちが生まれた山形、そして酒田で開幕戦を迎えられるということはこの上ない喜び。少しでも勝利の味をみなさんと分かち合いたい。1戦1戦を全力でアランマーレらしく元気よく戦っていきたいと思っています」

今シーズンのスローガンはさらなる飛躍への序章の意味を込めた「プロローグ」。
チームの戦いに注目したい。

さくらんぼテレビ
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