坂井市にある福井空港で9日午後、小型機1機が着陸の際に車輪の足が折れて滑走路ら動けなくなった事案について、国交省は重大インシデントに認定。10日午後から運輸安全委員会が調査に入ることになっています。
  
国土交通省や県によりますと、ハードランディングした小型機は、9日午後2時過ぎに
名古屋空港を離陸し午後3時頃に福井空港に着陸する際、車体の前方にある車輪の足が折れ滑走路から出られない状態となりました。
  
前輪部を破損した際にプロペラが滑走路に接触したため、国交省は重大インシデントと認定。10日午後にも運輸安全員会の航空事故調査官が現地で調査に入ることになりました。
  
小型機は4人乗りですがパイロット1人が乗っていて、けがはなく火災や燃料漏れもありませんでした。
    
福井空港は9日午後3時10分頃から閉鎖されていましたが、機体を午後7時20分頃に移動し滑走路に損傷がないことが確認されたため、10日午前9時から通常通り運用が再開しました。

福井テレビ
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