岡山市の無人馬肉販売店で9月、男が代金を支払わず、商品を持ち去る様子がカメラに捉えられた。不審な男は一度店を出た後、再び戻って商品をケースに返却したが、また持ち去った。店のオーナーは憤りをあらわにしており、被害届を提出。警察は捜査を進めている。

無人販売店で金払わず…万引きの瞬間

岡山市・南区にある無人馬肉販売店で9月25日午前0時過ぎ、日付が変わった直後の店内で撮影されたのは、数々の商品をレジを通さず持ち去っていく男の姿だった。

店のオーナーは、「めちゃくちゃ腹が立った。許せないっという気持ち」と怒りをあらわにしている。

店内をチェックしていた男(FNN投稿サイト「ビデオPost」)(提供:馬活 岡山南店)
店内をチェックしていた男(FNN投稿サイト「ビデオPost」)(提供:馬活 岡山南店)
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男が最初に現れたのは9月24日午後11時頃だった。男は壁の張り紙や商品ケース、チラシを取るなど、店内をくまなくチェックする様子がみられた。

ところが商品には手をつけず、いったん外へ出ていた。しかし、再び中に戻ると今度はカゴを手に取り商品を入れ始めた。

そこに別の客が来店すると、男は急ぐようにレジへ向かう。ところが、何かに手間取っている様子だ。

代金を払わず退店する男の後ろ姿(FNN投稿サイト「ビデオPost」)(提供:馬活 岡山南店)
代金を払わず退店する男の後ろ姿(FNN投稿サイト「ビデオPost」)(提供:馬活 岡山南店)

この店のレジは商品をスキャンしたあと、レシートをもとにお金を入れた封筒を投函する形式だった。説明の貼り紙があるにもかかわらず、男は財布を取り出すものの、お金を支払わず商品を持って外に出ていった。

なぜ…商品戻して再び持ち去った犯人

しかし約30分後、男が店内に戻ると商品をケースに戻し退店した。するとさらに30分後、男が再び現れた。