フードロスの削減につなげようと、規格外となった野菜や果物を動物たちに届ける取り組みが福岡市で始まりました。
9日、福岡市動物園に届いたのは、バナナやみかん、アスパラなど7種類の野菜や果物約100キロです。
この取り組みは、「コストコ久山倉庫店」で傷があるなどの理由で店頭に並べることができなくなったものを「九州西濃運輸」が運び、太陽光発電などを取り扱う「リフェコ」が支援するもので、年間約3トンのフードロス削減につながります。
届いた野菜やくだものは、早速ゾウがおいしそうに食べていました。
◆来園者
「すごい活用されていて動物たちも喜んでいるのではないかと思います」
◆福岡市動物園 川越浩平 園長
「コストダウンにもなるし、フードロスの削減にもつながる、本当に素晴らしい枠組みができた」
今後、週に1回動物たちに野菜や果物が届けられるということです。