江戸時代から続き、福岡市の無形民俗文化財に指定されている流鏑馬の神事が、今年も市内の神社で行われました。
9日、福岡市西区の飯盛神社で行われたのは、今年で188回目の秋季大祭「流鏑馬神事」です。
狩装束を身にまとった花射手と呼ばれる4人と、小袴を身に着けた平騎射4人などが、馬を走らせながら、約300メートルの参道に設置された3つの的に向かって次々と矢を放ちます。
的が射貫かれると、参拝者たちは大きな歓声を上げていました。
◆参拝者
「感動しましたね。やっぱり弓を引く所は迫力がありました」
この神事が終わると、福岡の秋も一層深まって行きます。