広島県内の夢や目標に向かって頑張る子供たちを応援夢キラリ。今年8月に行われた「第20回若年者ものづくり競技大会」電気工事職種で、初出場にして銅賞を受賞した、呉工業高校電気・電子機械研究部 比良弥由さん(高3)にインタビューしました。
―大会を振り返ってどうでしたか?―
安全性や見た目の綺麗さなど、配線図通りに電気がつくかを競う大会です。鉄を曲げる事がいつもよりスムーズで、ネジを1本だけ取ると遅いので2本ずつ取って、きちんと時間以内につくる事ができました。自分としては満足のいく作品をつくる事ができました。
―特に意識して取り組んでいることは何ですか?―
スイッチを押せば電気がつくのが当たり前だと思っていたが、思ったよりも配線が複雑で、もし入れる場所を間違えたら短絡(ショート)したり思った場所と違う所の電気がつくので、綺麗さも大事だが、必ず確認をして間違わないように気をつけています。できなかった事ができるようになっていくと、すごく楽しくなっていきました。
―常に心にとどめている夢きらめく言葉はありますか?―
「弥由はできる」で、顧問の濱田先生に言われた言葉です。タイムがあがらず落ち込んでいる時や作業がうまくいかなかった時に、「弥由はできる!大丈夫」と言っていただきました。自分でどうしたらいいか分からなかった時に、濱田先生の言葉を思い出して、気持ちを切り替えて動き方を見直したり「自分ならできる」と思えるようになりました。大学に合格して第一種電気工事士の免許を取得できたら、濱田先生に恩返しができるかなと思っています。
―将来の夢について教えてください―
電気の知識を生かして、電気系の仕事に就きたいです。
夢キラリはTSSで毎週月曜よる8時54分から放送しています。