任期満了に伴い、来月投開票される広島県知事選挙を巡り、独自候補の擁立を模索していた立憲民主党広島県連は候補者擁立を断念し、無所属・新人で元副知事の横田美香氏を推薦する方針を固めました。
【立憲民主党広島県連・佐藤公治代表】
「今までの経験と横田氏の人柄、農水省出身ということで中央のこともよくわかっており、地方の課題もきちっと明確に我々に説明したことを受けて、バランス感覚を持つ候補者と我々は判断した」
立憲民主党広島県連は9日、非公開で選挙対策委員会を開き、8日、推薦を申請してきた元副知事の横田美香氏(54)を推薦する方向で手続きを進めることを決めました。
横田氏を巡っては、自民党と連合広島がすでに推薦を決定しているほか、9日、公明党も推薦を決定。
現在、国民民主党広島県連も推薦する方向で手続きを進めていて、過去3回の知事選と同様の構図となる見込みです。
知事選には横田氏の他に、無所属新人で共産党が推薦する猪原真弓氏(64)が立候補を表明しています。
県知事選挙は今月23日告示、来月9日に投開票されます。