冬用タイヤへの交換時期を前に中国運輸局が大型車両の車輪脱落事故防止を呼びかけました。

9日、広島県東広島市の小谷サービスエリアでは、中国運輸局の職員などによる大型トラックの車両検査が行われました。

この取り組みは冬用タイヤへの交換時期に急増する車輪の脱落事故を防ぐために行われたものです。

中国運輸局によりますと、昨年度発生した車輪脱落事故のうち、およそ56%が12月から2月にかけて集中しているということです。

職員たちはタイヤのホイールナットが緩んでいないかを確認する打音検査を行ったほか、タイヤの正しい管理方法が書かれたチラシをドライバーに手渡し、事故防止を呼びかけました。

【中国運輸局 広島運輸支局・床平康克 首席】
「タイヤが一度脱落すると、他車を含めた周りの交通や歩行者への被害のおそれがあるので、確実なタイヤ交換作業と適切な時期での点検が必要となるので、そのあたりを注意してもらいたい」

9日は大型車両25台の点検を行いタイヤの不適切な取り付けなどは無かったということです。

テレビ新広島
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