福岡県みやま市の小学校で去年、男子児童がウズラの卵を喉に詰まらせ死亡した事故をめぐり、市が再発防止策を発表しました。
みやま市の小学校で去年2月、1年生の男子児童が給食に入っていたウズラの卵を喉に詰まらせ死亡しました。
この事故を受けて、市の教育委員会は第三者委員会の提言を基に再発防止策を作成し、7日に発表しました。
誤って飲み込みやすい食材について調理や提供の方法を工夫するほか、緊急時の連絡体制の強化、講習などによる教職員の対応能力の向上のほか、来年度までに市内7つの小学校のすべての教室に119番の通報システムを設置することなどを定めています。
この再発防止策は今年2月にまとまっていましたが、発表が遅れたことについて市は「遺族との丁寧な協議を優先した」としています。