
被害を訴える女性:
(会社代表から)「ちゃんと順次対応しています」「だから詐欺ではない」という話をした。
元カメラマンから給与未払いの声も…
依頼者だけではない。ウェディングフォト会社で過去に働いていた人からも悲痛な声が…。
この会社で元カメラマンだという男性は、給料など数十万円がいまだに未払いだという。

ウェディングフォト会社・元カメラマン男性:
給与形態がおかしくなったのは、2024年9月くらいだった。いろんな取引先の方にお支払いが滞っている話がそれぐらいから始まり、僕自身も給与が満額入らない状態が続いて。
トラブルがあるものの、会社のSNSは現在も更新されていて、そこには年内の撮影を受け付けている案内も。

そこでFNNは取材依頼のメッセージを送った他、ウェディングフォト会社があるとされる住所に向かい話を聞こうとしたが、不在なのか誰もいなかった。
弁護士「送るつもりがないなら詐欺の可能性が高い」
こうしたトラブルはどんな罪に問われる可能性があるのだろうか。

橋下綜合法律事務所・去来川祥弁護士:
“写真データを送るつもりがなかった”“写真撮影をするつもりがなかった”だけど費用を請求・得ようとしている目的を持っていれば、詐欺罪になる可能性は高いです。撮影することができないのに(SNSなど)広告を出している事態が、詐欺罪を構成する材料の一つとなりうる可能性はあります。
ウェディングフォトを依頼した人々が訴えるトラブル。会社側の誠意ある対応が求められる。
(「イット!」10月7日放送より)