中央自動車道で7日、車6台が絡む事故があり、1人が死亡、6人がケガをした。渋滞の最後尾にいたトラックに別のトラックが追突し、その勢いで前方の乗用車などを次々と巻き込んだという。
中央道で車6台絡む大事故
7日午前10時頃、中央道調布IC付近で長い渋滞が起きていた。

その先頭では、トラックや乗用車など複数が絡む事故があり、上り2車線は塞がれ、最後方のトラックはフロント部分が潰れた状態になっていた。
「トラックと車3台から4台の事故が起きている」と110番通報があったのは午前8時頃。警視庁によると、渋滞の最後尾で停車していたトラックに別のトラックが追突したという。

その弾みで押し出されるように、前にいた乗用車など3台に次々と追突。もう1台の乗用車は左側車線を走っていたが、事故の衝撃で飛んできた部品がぶつかり、あわせて6台が絡む事故となった。事故のすさまじさを物語るように、あたりには部品が散乱していた。
追突したトラック運転手は死亡
現場ではトラックの左右のドアが切り離され、懸命な救出作業が行われていた。

事故発生から約2時間半後、追突したトラックの男性運転手は消防によって運び出されたが、死亡が確認された。また、ほか6人がけがをした。
中央道上りは調布から高井戸インターチェンジの間で一時通行止めとなった。
(「イット!」 10月7日放送より)
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