たれぱんだ、こげぱん、ナカムラくんに、リラックマ。
これら平成生まれのキャラクターが今、令和の若者にレトロブームとして再燃しています。

「イット!」取材班が向かったのは、若者の街・東京の原宿。
かばんにリラックマのキーホルダーを付けている人など、次々と“平成レトロキャラ”を発見。

エンジェルブルー・ナカムラくんのキーホルダーをかばんにつけている30代の女性は「昔から好きで、懐かしい気持ちにもなれるしかわいいし、今風になってていいなと思います」と話しました。

外出のお供をしていたのは平成生まれのキャラクターたち。

リュックにウサハナをつけている女子高生は「懐かしい感じがかわいいポイントだと思います。ストーリーに上げたりしてます」と話しました。

お気に入りの平成レトロキャラを写真に撮って、SNSに投稿するのが令和流の楽しみ方だといいます。

Xには、20代の娘のために買ったという「こげぱん」の写真も投稿されていました。
親子2代でのファンです。

キャラクターグッズの専門店に行ってみると、懐かしい商品がたくさんありました。

娘が「らんま1/2」のグッズを買った母親:
私も好きでした、らんま1/2。うれしいです、昔好きだった物が買えるのは。

店内にいた20代の女性が選んだのは、テレタビーズ。
ポーチやスマホケースなど“テレタビーズ推し”です。

20代女性:
カラフルなのが好きだし、小さい頃から見ていたけど、最近また自分の中でブームが来た。この間も(お母さんと)一緒に買いに行きました、グッズ。

「こげぱん」と「たれぱんだ」に熱視線を送っていたのは、50代の母親と20代の娘さんです。

母親(50代):
懐かしいなーと思って。
娘(20代):
このメモ帳があって、かわいいから使いたくないと思って置いておいた記憶がめっちゃある。

エンジェルブルー・ナカムラくんとたまごっちをゲットしたのは50代の女性。

50代女性:
子どもが大好きなので。(Q.お母さんは何を買いに?)たまごっちです。(Q.たまごっちを昔していた?)していました。

平成レトロキャラは、平成を知る母親世代と当時を知らない10代から20代の娘世代の両方から支持されていました。

平成レトロキャラブームの再燃は企業にとっては商機となっていて、次々と新製品を発表。

リラックマだらけの部屋やリラックマの料理、スイーツが人気となり予約が絶えないというホテルもあるそうです。

原宿のカプセルトイの専門店では、ハム太郎にお茶犬、シナモロールと壁一面が平成キャラクターになっていました。

お母さんと一緒に来店した女の子は、けろけろけろっぴを8匹も連れていました。
女の子は「最初はシナモロールが好きだったけど、本を読んでこの子いいなって、けろっぴにした」と話しました。

たまごっちのくちぱっちがお目当ての女の子の姿もありました。
また、大好きなシナモロールを見事ゲットして笑顔の女性も見られました。

がちゃ処・櫻屋敷勉店長:
子どもの頃に好きだった女の子がお母さんになって、2代3代続けてサンリオを好きというお客さまが多く見られます。

(「イット!」9月3日放送より)