アサヒグループホールディングスに対するサイバー攻撃を巡り、データを盗み取ったと主張するハッカーグループが犯行声明を出したとロイター通信が報じました。
ロイター通信によりますと、「Qilin(きりん)」と名乗るハッカーグループが7日、アサヒグループホールディングスからデータを盗み取ったとする犯行声明を出し、内部文書とする画像などをウェブサイトで公開しました。
盗んだとするデータは従業員の個人情報や内部情報などで、9300以上のファイルを盗んだと主張しています。
アサヒグループホールディングスは、サイバー攻撃によるシステム障害を受けて手作業での受注と生産を一部再開しましたが、全面復旧のめどは立っていません。
アサヒグループホールディングスは、「現在、声明の詳細を確認中」だとしています。