広島県呉市の看護学校でナースキャップを受け取る戴帽式が行われ、学生たちが決意を新たにしました。
キャンドルの灯りが静かに揺らめく厳かな暗闇の中で行われた式典。
7日、呉看護学校では今年4月に入学した1年生35人が戴帽式に臨みました。
戴帽式は学生たちが医療現場で実習を始める前に、看護師としての自覚と責任を感じてもらおうと行われるものです。
学生たちはナースキャップやワッペンを受け取ると、ナイチンゲールの像に灯された『看護の灯』をキャンドルへ移し、看護の精神を受け継ぎました。
【学生は】
「とても緊張したが、改めて看護師を目指す気持ちが強くなった」
「患者さんはいろいろな方がいるので、その人に合った看護をできるようにしたい」
学生たちは医療機関など2年半ほど実習経験を積み、看護師を目指します。