静岡県伊東市の市議選告示まで5日。立候補を予定する30人に田久保眞紀 市長に対する不信任決議案への対応について尋ねたところ、25人が賛成票を投じる考えを示しました。
伊東市・田久保眞紀 市長:
(Q.まもなく市議選告示ですが?)はい(Q.1人新しく立ち、過去最多になりそうだが?)その1人の方は私も新聞報道を見て知ったので、どなたかわからないので、どなたかわかったらどんな政策か見せてもらいたい
午前10時前、市議選に関する問いかけに笑顔で応じた田久保市長。
その田久保市長による議会の解散を受けて行われる市議選は、5日後の10月12日に告示、19日に投開票が行われます。
地元報道機関とテレビ静岡を含む伊東記者クラブの加盟社は、合同で9月8日~10月3日にかけ立候補予定者30人を対象にアンケート調査を実施し、28人から回答を得ました。
その結果、「田久保市長を支持するか」については新人1人が「支持する」と回答。
新人6人と前職18人の計24人が「支持しない」と答えました。
続いて、選挙後の市議会で不信任決議案が提出された場合の対応については、新人7人と前職18人の計25人が賛成票を投じる考えを明らかにし、新人1人が反対する意思を示しました。
賛成の理由としては「説明責任を十分に果たしていない」「議会はおろか市民まで軽視している」「市民生活より自己保身を優先している」などの意見が上がっています。
一方、反対とした新人は「今は改革を貫く市長の在籍が必要」との考えを記しました。
市議選をめぐっては6日、新たに1人が立候補の意思を示し、7日の時点で定数20に対し31人による選挙戦となる見通しですが、さらに増える可能性もあります。
選挙戦では田久保市政の是非が主な争点となる見通しで、有権者の判断が注目されます。